検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 8 件中 1件目~8件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

大規模揚水試験による水理地質構造の推定

竹内 真司; 竹内 竜史; 三枝 博光

日本地下水学会2006年秋季講演会講演要旨, p.264 - 269, 2006/10

日本原子力研究開発機構が岐阜県瑞浪市で進めている超深地層研究所計画では、現在、主立坑(直径6.5m)及び換気立坑(直径4.5m)の掘削を行っている。この立坑掘削中の水位変動に伴う周辺観測孔などの水圧応答を利用して地下深部の水理質構造を推定した。その結果、立坑周辺に分布する断層などの遮水構造の存在や岩盤の大局的な透水性などを推定することができた。

論文

難透水性岩石を対象とした閉鎖型フローポンプ式室内透水試験法の適用性

瀬尾 昭治*; 戸井田 克*; 小林 一三*; 田中 真弓*; 松井 裕哉; 國丸 貴紀; 操上 広志

日本地下水学会2006年秋季講演会講演要旨, p.310 - 315, 2006/10

日本原子力研究開発機構は、北海道幌延町に分布する新第三紀堆積岩を対象として、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術の研究開発を主たる目標としたプロジェクト(幌延深地層研究計画)を実施している。本プロジェクトで対象としている新第三紀珪質岩は、透水性が極めて小さい難透水性岩石であることがわかっており、その透水係数の定量的評価は、信頼性の高い水理地質構造モデル構築のうえで重要な課題の一つである。難透水性岩石を対象とした室内透水試験法としては、トランジェントパルス法,フローポンプ法などが適用されているが、本報では新第三紀珪質岩に対して、従来型のフローポンプ式透水試験装置を改良した閉鎖型フローポンプ式透水試験装置を適用した結果について報告する。なお、透水試験に用いた岩石試料は、幌延深地層研究計画の中で掘削したHDB-10孔(掘削長約550m)のボーリングコアのうち深度約500mから採取した珪質泥岩(稚内層)試料である。

論文

地下研究坑道掘削に伴う地下水流動状態の変化を予測するための地下水流動解析とそれに基づく調査研究計画の策定

三枝 博光; 下茂 道人*; 文村 賢一*; 竹内 真司; 尾上 博則

日本地下水学会2006年秋季講演会講演要旨, p.258 - 263, 2006/00

本研究では、研究坑道の設計・施工及び第2段階での調査計画策定に反映させることを目的として、第1段階で取得されたデータを用いた地下水流動解析を実施した。具体的には、地下水流動解析によって、研究坑道の建設に伴う研究坑道への湧水量や、地下水位分布や水頭分布の変化等を推定した。地下水流動解析の結果から、研究坑道への湧水量に対しては、ほかの要因と比較して内部境界条件の影響が大きいことが明らかとなった。また、断層などの透水性構造が湧水量へ与える影響が大きいことがわかった。さらに、この地下水流動解析結果に基づき、第2段階での調査計画や、第1段階で構築した水理地質構造モデルの研究坑道建設に伴う地下水流動場の変化を用いた妥当性の確認方法について検討した。

口頭

表層地下水の流入に対する地下深部における地下水化学の応答

井岡 聖一郎; 岩月 輝希; 天野 由記

no journal, , 

本研究は、水理化学的擾乱を受けた天然バリア中の地下水の流動経路における放射性核種の挙動のアナログ研究として土岐夾炭累層の礫岩層における地下水中のU濃度に着目して研究を行った。地下水流動経路における地下水中のU濃度は、擾乱前の地下水や地下深部に流入した表層地下水中のウラン濃度と比較すると高濃度であった。水理化学的擾乱により礫岩層中の地下水の流動経路において固定されていたウランが溶出した可能性が考えられた。ウランの溶出の要因を明らかにするために、擾乱前と擾乱後の地下水中のウランの卓越した化学種を比較した。その結果、擾乱前は地下水の流動経路における地下水中のU濃度は、UO$$_{2}$$(am)の溶解度に依存していたが、擾乱後は地下水中の無機炭素濃度の上昇により、ウランは炭酸錯体を形成して地下水中に溶出したものと推察される。したがって、天然バリア中の地下水の流動経路における水理化学的擾乱の影響を評価するためには、地下水の酸化還元状態などとともに、放射性核種の錯体形成に関与し得る陰イオンに関して注意を払う必要があると考えられる。

口頭

地下水から得られた地球化学データの品質評価手法の提案

水野 崇; Metcalfe, R.*; 岩月 輝希; 彌榮 英樹*

no journal, , 

本稿では、地下水データの品質を客観的に評価するための品質評価手法を確立することを目的とし、Evidence Support Logicに基づいた品質評価手法を提案した。当該手法を用いてボーリング孔から取得したpHデータの品質評価を行った結果、全データを深度に対してプロットした場合には、pHが8$$sim$$11の広い範囲で分布したのに対し、一定の品質を満たしたデータでは8$$sim$$9のより狭い範囲に分布した。このことから、一定の品質を示したデータは、より正確に各深度のpHを表していると考えられ、本稿で提案した品質評価手法の有効性を示すことができた。

口頭

幌延地域における塩素安定同位体比を用いた塩水淡水挙動評価

徳永 朋祥*; 木村 ゆき*; 井尻 裕二*; 本島 貴之*; 國丸 貴紀; 高本 尚彦*; 嶋田 純*; 細野 賢一*

no journal, , 

地下水中の主要な溶質である塩素は、同位体の質量差に起因する拡散係数のわずかな違いにより、拡散過程において安定同位体の分別を起こすことが知られている。そこで、筆者らは、この地下水中に含まれる塩素の安定同位体比$$delta$$$$^{37}$$Cl(=$$^{37}$$Cl/$$^{35}$$Cl)に着目し、塩素安定同位体比の空間分布から移流が卓越した場か、拡散が卓越した場かを直接的に評価し、地下水流動解析結果の妥当性を検証する技術の開発に取り組んでいる。これまでに、熊本県八代湾において測定を行い、その適用性について検討を行ってきた。本論では、幌延深地層研究所周辺の複数のボーリング孔で得られたコア試料から抽出された間隙水の塩素濃度及び塩素安定同位体比を測定し、淡水と塩水の密度差を考慮した地下水流動解析結果との比較検討を実施した結果について報告する。

口頭

長期間の孔間揚水試験データに基づく水理地質構造のモデルキャリブレーション

尾上 博則; 三枝 博光; 大山 卓也

no journal, , 

日本原子力研究開発機構では、地層処分研究開発の基盤となる深地層の科学的研究の一環として、岐阜県瑞浪市において超深地層研究所計画を実施している。本稿では、超深地層研究所計画の地表からの調査予測研究段階において実施した長期間の孔間揚水試験から得られた地下水流動場の非定常変化に関するデータに基づく水理地質構造のモデルキャリブレーションについて報告する。

口頭

モニタリングデータによる水理地質構造の推定

竹内 竜史; 荒井 靖; Salden, W.

no journal, , 

岩盤中の地下水流動を把握するためには、地下水流動に影響をおよぼす不連続構造等の水理地質構造を推定することが重要である。独立行政法人日本原子力研究開発機構が岐阜県瑞浪市において進めている瑞浪超深地層研究所計画(以下、MIU計画という)では、研究所の研究坑道は、深度1,000m規模の2つの立坑(主立坑:直径6.5m,換気立坑:直径4.5m,中心離間距離40m)と深度100mごとに両立坑を連絡する予備ステージ,複数の水平坑道からなり、2003年より地上施設と立坑の建設が行われており、これらの建設に先立ち、地表からのボーリング孔などを利用した調査を実施するとともに、研究坑道の掘削に伴う深部地質環境の変化を把握するための水圧等の観測を実施している。本稿では、瑞浪超深地層研究所用地(以下、研究所用地という)周辺で得られた水圧モニタリングデータ及び、岩盤の微小な傾斜量を用いた水理地質構造の推定手法について報告する。

8 件中 1件目~8件目を表示
  • 1